FXのさまざまな取引方法

MENU

FXのさまざまな取引方法

FXを始めてまもない方は、様々な注文方法に困惑されることでしょう。

 

成り行きの注文は分かりやすいですよね。

 

成行注文

成り行き注文は、リアルタイムで動く値をタイミングよくクリックし、クリックした時の値段で約定させる注文です。

 

この場合、スリッページというもの設定できる業者もありあます。急激な相場の動きのために、クリックした値段からずれる(滑る)場合の許容範囲を予め自分で設定できる注文です。

 

スキャルピング等は、瞬時の判断ですばやいエントリーが望まれますので、スリッページの設定は欠かせないでしょう。

 

 

また、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFDO注文とあります(笑)

 

それぞれを理解するのもなかなか難しいですよね。

 

 

まず指値注文をご説明します。

 

指値注文

指値注文とは、その名の通り値段を自分で設定して注文する方法で、自分が設定した値に相場が到達すれば勝手に約定してくれる注文です。

 

エントリーの際は、現在値よりも有利なところに設定します。

 

 

例えば、現在のドル円が80円だとします。買い注文したいが、まだまだ下がりそうだ。だけど、79円以下にはならないだろう!と予想した場合の時などに役に立ちます。
79円になったら買いでエントリーする!のように値段を設定して注文できるのです。売り注文も同様です。

 

 

また、決済時にも指値注文が行えます。

 

決済時は利益確定注文となります。
79円でエントリーしたポジションが79.5円になった時に決済する!というように行うわけです。

 

 

指値注文によりチャートに張り付いていなくても、相場が設定した値に到達したら勝手に約定してくれるので、非常に便利な機能と言えるでしょう。

 

 

次は、逆指値注文について解説したいと思います。

 

逆指値注文

逆指値注文も指値注文と同様に、自分が設定した値に相場が動いた場合にその設定した値で約定してくれる注文方法です。

 

指値注文との違いは、指値注文が自分の有利な値で注文を入れるのに対し、逆指値注文は不利な値で注文を入れるところです。

 

 

例えば、米ドル円が80円だとします。

 

その際に80.50円で買い注文を入れるような場合です。売りだとその逆になります。

 

 

そもそも、現在値よりも不利な値で注文を入れることがあるのでしょうか?

 

ところが、これは大いにあります。そしてかなり便利な注文方法なのです。

 

 

例えばですが、1ドルがずっと80.30円より高くはならない状況が続いているとします。どうやら、80.30円付近が太い抵抗線になっているようです。

 

何度も何度も80.30円を突破しようとしていますが、なかなか突破してくれません。

 

こういう時は、いったん80.30円を抜けると今後は勢いよく上昇トレンドを築きやすくなるのです。

 

チャートをずっと見続けて、80.30円を突破するのを待っても良いのですが、その抵抗線をいつ抜けるかは誰にもわかりません。

 

 

そこで、逆指値注文を使って80.50円ぐらいに入れておくと便利です。80.50円を超えたら買い注文!のように指定できるというわけです。こうすることで、抵抗線を超えた時のトレンドにいち早く乗ることができるのです。

 

よって、指値注文がレンジ対応型の逆張り方なら、逆指値注文はトレンドフォロー型の順張り注文となります。

 

 

決済の際の逆指値注文の使い方は現在値よりも不利な値で注文を入れることより、「損切り」注文になります。

 

こちらはみなさんおなじみの注文方法だと思います。

 

 

次はOCO値注文について解説したいと思います。

 

OCO値注文

OCO注文のOCOとは、「ワン・キャンセル・ジ・アザー(One Cancel the Other)」の頭文字を取ったものです。

 

簡単に言えば、一度に2つの注文を同時に出し、片方の注文が約定したら、もう片方は自動的にキャンセルされる注文の事です。

 

一度に2つの注文を同時に出すことなどあるのでしょうか?

 

もちろん、あります。

 

それは、これまでご説明してきた注文が例になります。

 

ポジションを持った場合は、決済注文として3つが考えられます。

 

  • 成り行き注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文

 

成り行き注文は相場の動きに合わせて、リアルタイムで決済する方法です。

 

指値注文、逆指値注文はそれぞれ、これまで説明してきた利益確定注文および損切り注文でしたよね。

 

ポジション保有後に損切り注文と利益確定注文をそれぞれ1回1回入れるのは面倒に感じます。

 

そこで、OCO注文を使うのです。

 

OCO注文により、指値による利益確定注文と、逆指値による損切り注文を1回で同時に入れることが可能になります。

 

もし、利益確定のラインに到達した場合は、損切り注文はキャンセルされ、また、損切りラインに到達した場合は、利益確定注文はキャンセルされることになるのです。

 

また、仮に1ドル80円でドル円を買ったとします。相場が思惑通り、82円になったとします。

 

このような場合も、OCO注文が便利です。

 

 

更に利益を伸ばしたいので83円で売り注文。相場が下落した時のことを考え81円で売り注文。をOCO注文にて同時に入れるのです。

 

そうすれば、利益を83円まで伸ばすことを考えながら、万一、下落して81円で決済されてもプラスの決済とすることが可能になります。

 

 

続いて、IFD注文について解説したいと思います。

 

IFD注文

IFD注文のIFDとは、「イフダン(if done)」の略称です。

 

つまり、もし取引が成立したら、、、という意味です。

 

成立したら、、、の後がないので、分かりづらいですよね(笑)

 

簡単に言えば、一度に2つの注文を同時に出し、片方の注文が約定したら、もう片方の注文も自動的に発動される注文の事です。

 

 

前回のOCO注文と同様、このような注文にどんなメリットがあると言うのでしょう?

 

 

仮に、現在のドル円の値が78円とします。77円になったら、底堅いと判断し買い注文を入れたいとします。

 

成り行きで注文したいのですが、外出するためにリアルタイムでチャートを見ることができません。

 

どうしましょう?

 

そうです。

 

77円になったら「買い注文」という指値注文が便利ですよね。

 

ところが、この注文だと、ポジションを持つだけで決済はしてくれません。

 

で、76円まで下がったら損切りしたいんだけど。って思うかもしれません。

 

そんな時に、IFD注文を入れるのです。

 

「77円になったら買い注文エントリー。ただし、76円まで下がったら損切り!」

 

こんな風にです。

 

 

すなわち、同時に2つの注文を入れ、最初の77円での買いポジションエントリーが成立した時点ですぐに76円で損切りという注文が発動されることになるというわけです。

 

このような注文を覚えておくと、夜中までパソコンのチャートに張りついておくこともないのですごく便利ですよね。

 

もちろん、損切りでなく、利益確定に用いても構いません。

 

「77円になったら買い注文エントリー。78円に上昇したら利益確定!」

 

このような使い方もできますよ♪

 

 

最後に、IFDO注文についてです。

 

IFDO注文

IFDO注文は、「イフダンオーシーオー(if done OCO)注文」の略称です。

 

 

IFDO注文は、これまでお話してきた「IFD注文」と、「OCO注文」が合体した注文だと考えてください。

 

IFD注文は、つまり、もし取引が成立したら、、、という意味でしたね。

 

OCO注文は、一度の2つの注文を出して、1つが成立したらもう一方をキャンセルする注文でした。

 

よって、IFDO注文は新規の注文が成立したら、OCO注文を連続して行う注文方式の事です。

 

つまり、指値、逆指値で新規注文を入れ、成立した後に利益確定と損切り注文の両方を入れる注文です。

 

 

仮に現在のドル円の値が80円とします。79円になったら買いでエントリーしたい。

 

そして79円で設定した指値注文が成立したら、80円で利益確定。78円で損切り注文という感じです。

 

 

IFD注文ですと、エントリー後、利益確定注文か、損切り注文のどちらかしか入れることができませんが、IFDO注文ですと、両方の注文を入れることができると言う点で違いがあります。

 

損切り幅に対し、利確幅を決めている場合等に有効です。

 

 

IFDO注文を入れておけば、仕事等で外出したり、夜中に眠ってしまっても大丈夫です。自分の指定した値段になれば勝手にエントリーしてくれ、その後目的の値になれば勝手に決済してくれるからです。