FXの損切り方法を徹底解説

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FXの損切り方法を徹底解説

裁量取引で重要になってくるのが損切りです。

 

経験を積んだトレーダーでさえ、どの地点で損切りをするかについては悩ましいところです。しかし、損切りポイントの置き方をしっかり学べばトレードの成績は著しく変わってきます。

 

このレポートでは、初心者の方でもわかりやすいアキタカ流の損切りポイントをご紹介します。上手な損切りをしっかりとマスターして、トレードの大きな武器としていただけたらと思っています。

 

 

損切りで注意することは2つだけ!!

損切りは、自分の考えたシナリオどおり相場が動かなかった場合へのリスク管理手法の1つです。

 

しかし、適当に損切りポイントを選んでいては、いつまで経っても成績は向上しません。ですが、難しく考える必要はありません。この2つさえ守っていれば良いのです。

 

  • 損切りポイントに到達する可能性が低いと思われるポイントに設定
  • 利益に対して、損失の額が大きくならない

 

注意点はこの2つのみです。

 

これはトレードのシナリオを書く上でも欠かせない考え方です。上述の2つの注意点を満たさないと考えられる場面では、トレードは行わないことが理想です。

 

損切りポイントが見抜け、その損切りポイントにおける損失が利益よりも大きくなっていないかを確認してロジックどおりエントリーする。

 

このようなトレーニングをしていくことで、あなたもきっと勝ち組トレーダーの仲間になれるでしょう。

 

 

現在の相場を確認しましょう

それでは、損切りポイントはどのように探せば良いかについてご説明していきます。

 

その前にまずは現在の相場を確認しなければなりません。以下の各相場において損切りポイントは異なってくるからです。

  1. レンジ相場
  2. トレンド相場
  3. トレンド転換相場

レンジ相場について

@レンジ相場とは相場がある一定の範囲内に収まり、比較的に穏やかな値動きが続きます。その種類にはボックス型や三角もみあい型等あります。
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ボックス型

高値と安値のラインがずっと変わらず一定の範囲内のみを行き来するパターンです。

三角もみあい型

高値が下がっていき、安値が上がっていきながら値動きが次第に緩やかになっていく相場のことです。本レポートではボックス型について考えていきます。

 

トレンド相場について

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Aトレンド相場とは相場が一定方向に強い勢いを持って進んでいく相場です。

 

相場が上昇していく時は安値が更新されていき、相場が下降していく時は高値が更新されていくこととなります。

 

トレンド転換相場について

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Bトレンド転換相場は一定のトレンドが続いた後、トレンド転換のサインが出現し、トレンドが転換する相場のことです。このようなサインが出現した場合は、逆のトレンドを形成しやすくなります。

 

このように相場は、@レンジ相場、Aトレンド相場、Bトレンド転換相場を繰り返しながら進んでいきます。

 

まずは、あなたが直面している現在の相場がどのような相場であるかをしっかりと把握することが大切です。

 

 

レンジ相場における損切りポイント

レンジ相場はある一定の範囲内の値動きを繰り返す相場です。

 

一定の範囲内とはレンジ区間における高値を結んだラインと安値を結んだラインの間を相場が行き来している範囲という意味です。

 

この高値、安値のラインを『抵抗線』と呼びます。

 

レンジ相場ではこの抵抗線の中で値動きが推移する可能性が非常に高いのです。逆に言えば、この範囲内の外に出る可能性は非常に低いとも言えます。

 

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相場は取引をしているトレーダー全ての心理状態を表しています。レンジ内で相場が動いている時はトレーダーが迷っている状態です。

 

過去の高値を突破できない展開が続くと高値付近に相場が近づくにつれ、またこの地点で相場が反発するだろうという投資家心理が働き、値が下がります。

 

逆に、過去の安値を突破できない展開が続くと、同様にこの地点で再び相場が反発するであろうとの投資家心理が働くことになり、値が上がると言うわけです。
こう言った理由からレンジ相場では抵抗線の範囲内のみで相場が動く可能性が極めて高くなるのです。

 

しかし、いったんこのラインを抜けてしまうと相場は一挙にトレンドを形成しやすくなります。そして、そのトレンドは次の抵抗線をめがけて一挙に加速する可能性が高まるのです。

 

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個人投資家がトレードをしていく上ではこのような相場の『癖』を知っておくことが重要です。このような癖を知ることでエントリーする際にシナリオを描きやすくなるからです。

 

それでは、レンジ相場の際に損切りポイントはどこになると言えるでしょうか?レンジ相場では2つの癖を説明しました。

 

  1. 抵抗線の近くに来ると反発する可能性が高い
  2. .抵抗線を抜けると(レンジブレイク)、ブレイクした方向にトレンドを形成しやすい

 

 

これらを考えると損切りポイントは抵抗線のすぐ上(売りの場合は下)に設定することが好ましいと言えます。

 

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このようなポイントに設定すれば、なかなか損切りに引っ掛からず、かつ、引っ掛かっても損失を最低限に防ぐことが可能なのです。

 

トレンド相場における損切りポイント

トレンド相場とは直近の高値(安値)をどんどんと更新していき、相場が一定の方向に向かって進んでいく相場のことです。

 

この場合、相場は一定方向に進みますが、決して直線的に相場が動くことはありません。相場は買いと売りのバランスによって決定していきますので、上下方向に相場は円弧を描きながら進んでいきます。

 

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相場がトレンドを形成していった際に安値(高値)同士を結んだラインをトレンドラインと呼びます。

 

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トレンド相場は直線的には動かず、トレンド方向に相場が進んだ後、相場は一旦ゆるやかに戻り、再びトレンド方向に強く進んでいくという動きを繰り返していきます

 

この戻りの際、トレンドラインで反発する可能性が高いのです。これがトレンド相場での1つ目の癖です。

 

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トレンド形成時、トレーダーはトレンド方向にできるだけ安い(売りの場合は高い)値でポジションを持ちたいと考えます。

 

その場合、多くのトレーダーはトレンドラインを引きながら、このトレンドライン付近での押し目買い(戻り売り)戦略を取ります。

 

多くのトレーダーが同様の戦略を取ることからトレンドラインでの反発の可能性が高まるのです。

 

しかし、トレンドラインを割り込む(ラインブレイク)と相場はこれまでのトレンドとは逆方向に転換していきます。

 

相場が転換すると、次のトレンドラインや抵抗線に向かって一挙に加速していく可能性が高まります。

 

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それでは、トレンド相場の際に損切りポイントはどこになると言えるでしょうか?トレンド相場では以下2つの癖を説明しました。

 

  1. トレンドラインの近くに来ると反発する可能性が高い
  2. トレンドラインを抜けると(ラインブレイク)すると相場は反転する可能性が高い

 

この2つを考えた上で、適切な損切りポイントはトレンドラインのすぐ下(売りの場合は上)に設定することが好ましいと言えます。

 

このようなポイントに設定すれば、なかなか損切りに引っ掛からず、かつ、引っ掛かっても損失を最低限に防ぐことが可能なのです。

 

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さて、トレンド時にはもう1つ多くのトレーダーが意識しているラインがあります。それは『移動平均線』です。

 

移動平均線の場合はパラメータをトレーダーによって変化させていますので、トレーダーの心理も分かれるところですが、一般的には75移動平均線を意識することが多いと言われています。

 

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この場合の考え方も同じです。損切りポイントは移動平均線のすぐ下(売りの場合は上)に設定することが好ましいと言えます。

 

このようなポイントに設定すれば、なかなか損切りに引っ掛からず、かつ、引っ掛かっても損失を最低限に防ぐことが可能なのです。

 

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トレンド転換相場における損切りポイント

一定の大きなトレンドが形成されると、相場はある一定のポイントで反転します。トレンドが大きければ大きな反発が期待され、絶好の逆張りポイントになります。

 

先にも述べましたが、反転ポイントは過去抜けなかった高値や安値を結んだ抵抗線や移動平均線などとなります。

 

しかしラインで一旦反発を見せてもトレンドの勢いが強ければ、そのままそのラインをあっさりと抜けていく可能性もあります。

 

つまり、相場が反転したという確証がなければ逆張り手法は非常に危険と隣り合わせなのです。

 

それでは、反転を確認するにはどうしたら良いのでしょう?

 

反転を確認するには、反転ポイントでのろうそく足の形成の仕方が重要になってきます。

 

最も有名なサインは『ひげ』と呼ばれるものです。小さな四角形の下に直線が長く伸びており、ひげのように見えることからそう呼ばれています。

 

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ひげは上図で左に示した陽カラカサの場合、安値圏で出現すれば下落トレンドが下げ止まりトレンドが転換するサインとされています。

 

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同様に、高値圏で上図右に示した陰カラカサが出現すれば上昇トレンドが一服し、相場が転換するサインとされています。

 

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このように、トレンド転換のサインがあると逆張り的にエントリーするロジックが有効的です。単純にろうそく足の形を見てトレンド反転を確認するだけですので非常に簡単だとも言えます。

 

ひげと言うのは、一定のトレンドが続いた後、相場が行き過ぎと判断したトレーダーの利益確定注文と抵抗線や移動平均線付近での反発を期待して大量に出されていた指値注文が同時に一挙に約定することで生じるものです。

 

さて、それでは、このようなトレンド転換のサインが出た場合、どこに損切りポイントを置くと良いのでしょう?

 

答えは、ひげのすぐ下(売りの場合は上)に損切りポイントを置くことが好ましいと言えます。

 

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相場が転換したという事は、ひげよりも下(売りの場合は上)に行く可能性は非常に低くなったと考えられます。

 

ですので、その下(売りの場合は上)に損切りポイントをおけば、損切りされる可能性は非常に低くなるというわけです。

 

相場転換のサインはひげ以外にもいろいろあります。ここでは、その一部を下記に掲載します。

 

これらのサインも損切りポイントはどれも同じです。サインの安値のすぐ下(売りの場合は上)に損切りポイントを置くことが上手な損切りポイントです。

 

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エントリーポイントの考え方

これまでレンジ相場、トレンド相場、トレンド転換相場のそれぞれの場合で、到達する可能性が低いと思われるポイントに損切りポイントを設定することが大切だと言うことを学んできました。

 

この3つをマスターするだけでもトレードスキルは大きく向上していくことと思います。

 

最後にエントリーポイントについて少しだけ話したいと思います。

 

これを読んでいるトレーダーの多くは、情報商材や書籍から習得したエントリーポイント、もしくは自分なりのロジックによるエントリーポイントを持たれている方が多いと思います。

 

それらのエントリーポイントのロジックの選定は各個人にお任せしますが、エントリー時に大切なのはこれまで学んだ損切りポイントと比較して、利益額が損失額よりも小さくならないポイントでエントリーすることです。

 

つまり、ロジックに当てはまりエントリーできる場合であっても、損失額と比べて利益額が小さい場合はむやみにエントリーしないことが大切です。

 

今回エントリー出来なくてもまたチャンスはめぐって来るのです。決してあせらず、トレードに有利なポイントでエントリーする習慣をつけましょう。

 

FXの損切り方法を徹底解説

 

FXの損切り方法を徹底解説まとめ

以上が損切り法のご紹介です。と言っても、一般的なやり方を初心者向けに具体的に解説しただけにすぎません。

 

しかしながら、エントリーポイント以上に損切りポイントの考え方こそが重要です。

 

損切りポイントは曖昧な地点に置いては危険です。

 

エントリーロジックが勝率の高い手法であったとしても、損失の額の方が大きければ「損大利小」のトレードとなるため損失額が大きく膨らんでいく可能性が非常に高まるのです。

 

ですので、損切りポイントはそのポイントに相場が極力いかないところに設定し、かつ利益額を下回る必要があるのです。

 

本レポートでは、「レンジ相場」「トレンド相場」「トレンド転換相場」の3つの相場についてそれぞれの損切りポイント設定法を説明してきました。

 

これらを全てマスターすれば、チャートの見方もこれまでよりも変わっていき論理的なトレードを戦略的に行っていくことができるようになると思います。

 

『損切りを制するものは相場を制す』

 

裁量でトレードする上で最も大切な事は『損切り』です。

 

上手な損切りを体で覚えてこれまで以上のトレードスキルを磨きましょう。